画像生成AI「Stable Diffusion」を開発・提供するStability AIが、
2025年7月末より利用規約の改定を行うという発表がありました。
記事や複数のNoteなどを見て確認できた内容としては、
①Stability AIの『利用規定』が変更される
②成人向けコンテンツを作るには『オープンソース』を使う
という2つの項目がサークルの運営にとって重要な内容に思われます。
しかしながら、そもそも画像生成AIは
技術が先行して進歩しており、
法律や人々の感情よりもだいぶ先を行っています。
京都府の神社が、画像生成AIをSNSのアイコンにしただけでも
一部の人が過激な言動を取ってしまう程度には
人々の感情が追い付いていない技術であり、
そもそもの意図にそぐわない使い方もされる場合もあるでしょう。
今回のStability AIの利用規定の変更は、
こうした現実問題にしっかりと向き合うんだ、という
提供者側としての志を感じ取れるものでした。
当サークルはこれまで、
作品を作るタイミングでのモデル利用規約をしっかり確認し、
作品紹介ページ内でも可能な限り制作情報を公開してきました。
ならば、今回のStability AIの方針発表に伴い、
サークルの方向性を今一度示す必要があると考えました。
今回は、当サークル『ハピネスワークKR』の
現時点で打ち出せる、生成AI作品に関する方向性について
記事を書かせて頂きます。
方向性の3本柱
まず、今回考えた当サークルの方向性は
主に3つの柱で形成されます。
それは、以下の3つです。
- AI生成作品の、有料販売サイトへの新規登録を見合わせる
- 掲載済みAI生成作品の販売は、プラットフォームの指示および方針に従う
- 非表示/掲載停止はあり得るが、作品の消去はしない
次の見出しからは、
それぞれの柱についてどんな考えなのかを
順番に解説していきたいと思います。
①有料販売サイトへの新規登録を見合わせる
この方針が、当サークルの生成AI作品に関する
最も大きな判断です。
この方針を決めた理由は主に2つ。
1つ目は、提供側の対応がますます予測困難になると予想されるから。
2つ目は、サークルの資金源が成人向けコンテンツだから。
この2つが主たる理由です。
①提供側の対応
当サークルは、過去に使用してきたモデルを
別のモデルに変えて制作を開始する、という経験があります。
モデルの利用規約が変化する場合を経験しているのです。
そして、今回のStability AIが利用規約を変える、という決定は
モデル提供者側のスタンスに一定の変化を与えることでしょう。
モデルを提供する人も判断を迫られているのです。
ならば、商用利用可能な生成AIのモデルは
今後さらに減っていくことは容易に予想されるうえに、
その規約がいつ変わるかについては全く予想がつきません。
つまり、規約に左右される前にサークルとして一度立ち止まり、
成人向けコンテンツの提供方法を
よくよく考えなくてはいけない段階に来ていると判断しました。
②サークルの資金源
当サークルはアダルトコンテンツを販売し、金銭を受け取っています。
その金銭とは、買ってくれた方の時間であり、命そのもの。
だから買ってくれた方には心から感謝の念を抱いています。
そして、これからも当サークルは
作品を好いてくださった方からのお金は
裏表のない感謝の気持ちで受け取りたいと考えています。
そのためには、有償で提供するアダルトコンテンツは
当面の間当サークルにとっては適さないと考えます。
後ろめたい気持ちで売りたくない、ということです。
②掲載済みの作品は、プラットフォームの指示/方針に従う
次に、当サークルは既に4つの作品を発売しています。
その作品の扱いについても
触れていかなければいけません。
結論としては、上記の通り。
プラットフォーム側の指示、方針に従います。
受け身に取られるかもしれませんが、
これは「販売して貰っている」側として
通さないといけないスジだと考えています。
①サークルは「売ってもらっている」側
一番に忘れてはいけないのは、
DLsiteやFANZAなどのプラットフォームは
コンテンツを販売するための努力を沢山してくれています。
そうした努力に仲介料を支払うことで、
サービスを利用し「売ってもらっている」のが
当サークルの立ち位置です。
販売側が「この商品は店頭に置けないよ」と言うならば
それに従うのが卸側としての節度だと思います。
自力だけで1本売るのがどれほど大変なことか。
忘れてはなりません。
②販売側の「価値」はサークル側とは違う
また、プラットフォーム側から「販売できない」と仮に言われても
当サークルが過去に作ってきた作品が
「価値のないものにされた」ということには当たりません。
当サークルは、作ってきた作品に対して自信を感じています。
それと販売するサイト側が、リスクも踏まえて販売する価格との間に
差が生じてしまった、というだけの話になると思っています。
つまり、「掲載されなくなった=販売側に価値を提供できない」であり
「価値のない作品」という訳ではないのです。
もちろんサークルとしては、販売を継続してくれれば
こんなにありがたい話はありません。
③作品の消去はしない
3つ目のポイントですが、
販売サイトに並ばなくなる可能性があることは
「作品を消去する」という事を意味しません。
販売サイト様側が販売をしてくれる限りは
販売を止めることはありませんし、
販売が停止されても当サークルは自己のために
作品を保存し、キャラと生き続けます。
これは、ひとえに作品を愛しているが故です。
せっかく作った作品やキャラたちが消えてしまうなど
当サークルにとっては耐えがたい事なのです。
今後の作品の制作および販売方針について
さて、ここまで当サークルの3つの方針について
述べてきました。
この3つの方針を踏まえて、
今後の作品の制作および販売方針について
現時点での決定内容を述べていきます。
AI生成作品について
今後のAI生成作品につきましては、
アダルトコンテンツを含まない内容で、
かつ無償で提供できる範囲内で制作をしていきます。
無料で展示できるならば
DLsiteやFANZAへの掲載を検討するでしょうが、
ふりーむやこのブログ内など、
公開場所を検討する方向になると思います。
生成AI、特に画像生成AIは、
自分が創作したいものを目の前でやり取りできるツールであり、
表現の幅を広げてくれる非常に有難いツールです。
なので当サークルはこの技術を「手放す」のではなく、
金銭と切り離して「使い方を吟味」したいと考えています。
非AI生成作品について
2025年7月11日時点で制作中の『影のゐろとり』を含め、
今後の当サークルにおける販売作品の主流になると考えています。
作るための資金面におけるサークルの体力を、
2年前の8月以降で
なんとか作ることができてきました。
この体力を削ぎ落し切らないようにしながら
皆様に購入していただけるような作品を
今後も作り続けていきたいと考えています。
最後に
ここまで、当サークルの今後について読んでくださり
誠にありがとうございます。
当サークル「ハピネスワークKR」は、
「有償提供作品」と「無償提供作品」の双方の形を検討し、
創作を止めることく続けて参ります。
そして、作品が皆様に受け入れてもらえるよう
皆さまが愛してくださる作品を作れるよう
引き続き努力をし続けて参ります。
今後とも、当サークルを応援していただけますと
本当に嬉しく、頼もしく、有難いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


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